クラシックな9x9のナンプレは、まだ入り口にすぎません。長い年月のあいだに、パズル作家たちは新しいルールを加えたり、盤面の大きさを変えたり、計算を取り入れたりして、数十種類のバリエーションを生み出してきました。新しい挑戦がしたいときも、まったく違う楽しみ方を探しているときも、きっと合うバリエーションが見つかります。
計算をまぜたバリエーションがあります。いちばん人気なのはキラーナンプレで、マスを合計の決まったケージにまとめ、論理と足し算を組み合わせます。ほかにも、サム数独や、カックロとナンプレを合わせたものなどがあります。数字を置くだけでなく、数字を扱うのが好きな人にぴったりのパズルです。
9x9で終わる理由はありません。ミニや巨大のナンプレには、子どもにぴったりの小さな4x4から、熟練者でも手ごたえのある巨大な25x25まであります。ヘキサデシマル(十六進法)の数字を使う16x16のヘキサドクは、じっくり長く解きたい愛好家に特に人気です。
9x9の盤面はそのままに、行・列・ブロックの通常のルールに新しい条件を重ねるタイプです。対角線ナンプレ、ハイパーナンプレ、ジグソーナンプレなど、それぞれ独自のひねりがあります。たとえばアンチナイトは、チェスの桂馬の動きで離れた位置に同じ数字を置けないというルールで、意外なほど難しくなります。
クラシックのナンプレに慣れているなら、まず対角線(X)ナンプレから始めましょう。追加される条件はひとつだけで、なじみやすい形です。まったく違うものを試したいなら、キラーナンプレです。計算の要素が加わると、パズルの考え方がすっかり変わります。もっと広い盤面がいいなら、16x16のヘキサドクでマラソンのような挑戦をどうぞ。
どのバリエーションを選んでも、魅力の核は同じです。純粋な論理、推測なし、そして最後のマスを埋める満足感。その論理が脳のトレーニングになるのかどうかは、気になるところです。