ネイキッドペア(Naked Pair)とヒドゥンペア(Hidden Pair)は、数字を置くのではなく候補を消す最初のテクニックで、シングルが尽きたところを乗り越えさせてくれます。どちらのパターンも、一つのユニット、つまり一つの行、列、ブロックの中で成り立ちます。
ネイキッドペアは、ユニットの二つのマスに、同じ二つの候補だけが入っている状態です。その二つの数字は、順番はともかく、その二つのマスに入るはずなので、ユニットのほかのマスにはその数字が使えません。
ヒドゥンペアは、ユニットの中で二つのマスにしか入れない二つの数字です。その二つのマスはこの二つの数字を取らなければならないので、そこにあるほかの候補はすべて不要になり、消せます。
| ネイキッドペア | ヒドゥンペア | |
|---|---|---|
| 見つけるもの | 同じ二つの候補を持つ二つのマス | 同じ二つのマスに限られる二つの数字 |
| 消すもの | ユニットの残りからその数字 | その二つのマスの中のほかの候補 |
| 見つけやすさ | 易しい、マスが同じに見える | 難しい、余分な候補が隠している |
| 効果 | ペアの外側の消去 | ペアの内側の消去 |
二つは互いに鏡像の関係です。ヒドゥンペアから余分な候補を消すと、残るのはネイキッドペアです。
まず、行Aのネイキッドペアです。
A5とA7はどちらもなので、2と5はこの二つのマスで使い切られます。A2とA8からは二つの数字が消えて、が残ります。
次は、ブロック2のヒドゥンペアです。
2と8が入るのは、A5とB5だけです。B4、C5、C6にはどちらもありません。二つのマスはに絞られ、それぞれから1と6が消えます。
どちらのペアも数字は置いていませんが、各ユニットで二つのマスが固定されたので、次の一巡でシングルが見つかることが多くなります。
{2,6}と{2,6,7}の二つのマスはネイキッドペアではありません。代わりにトリプルの一部かもしれません。ペアは、中級のクラシックナンプレあたりで必要になり、それより上のすべてのレベルで役立ちます。トリプル、クアッド、そして上の段のあらゆるロックトセットのテクニックの土台になる習慣も、ペアで身につきます。マスを読むのをやめ、数字を数え始めることです。