Xサイクルは、強リンクと弱リンクを交互につないだ、一つの数字だけのループです。シンプルカラーリングが止まるところから先に進めます。サイクルは、その数字の入る場所が三か所以上あるユニットも通れるからです。
すべて一つの数字の上で行います。二種類のリンクが、共通のユニットの中にあるその数字の候補マスをつなぎます。
サイクルは、これらのマスをたどる閉じた道で、リンクは強、弱、強、弱と交互になります。ぐるりと回ると、その数字は真、偽、真、偽と交互になります。交互がきれいに成り立っていればループは連続で、ちょうど一つのマスで途切れていれば不連続です。その途切れ目が成果になります。
| ループの種類 | つなぎ目に見えるもの | 得られるもの |
|---|---|---|
| 連続 | リンクが一周とおして交互になっている | 弱リンクごとに、そのリンクのユニットのほかのマスから数字が消える |
| 強リンク二つで途切れる | 一つのマスに集まる両方のリンクが強 | そのマスがその数字になる |
| 弱リンク二つで途切れる | 一つのマスに集まる両方のリンクが弱 | そのマスからその数字が消える |
四マスの連続サイクルは、リンクの書き方で表したXウイングそのものです。学ぶときの確認に役立ちます。実戦では、連続ループはたいていXウイングなどのフィッシュとして先に見つかり、強リンク二つで途切れる形はまれなので、いちばんよく出会うのは、弱リンク二つで途切れる形です。
関係するのは数字8だけです。その数字の入る場所がちょうど2か所のユニットが三つあり、強リンクが三つできます。行E(E3 と E8)、列7(C7 と F7)、列2(C2 と G2)です。二つの弱リンクがそれらをつなぎます。E8 と F7 はブロック6を共有し、C7 と C2 は行Cを共有します。
チェーンは E3、E8、F7、C7、C2、G2 とたどり、最後まで強リンクと弱リンクが交互になっています。H3 がループを閉じます。列3で E3 に、ブロック7で G2 に関連します。H3 に集まる両方のリンクが弱なので、表の三行目にあたります。
直接確かめましょう。E3 が8でなければ、行Eで E8 が8になり、F7 が除かれるので、列7で C7 が決まります。それで C2 が除かれ、列2で G2 が決まります。E3 か G2 のどちらかは必ず8で、H3 は両方に関連するので、H3 から8が消えます。
Xサイクルは、この段階で初めて本格的にチェーンを使うテクニックで、超上級のクラシックナンプレで必要になります。強リンクと弱リンクの読み方に慣れれば、同じ書き方が複数マス、複数数字のチェーンにそのまま使えるので、努力が二度報われます。